WORKS / Fashion

Paul Stuart

本店を舞台にし、採寸から行なっていたり、
世界を代表するブランドPaul Stuart。
ミュージシャンと組むことで日本での認知向上の
ブランディングコミュニケーション設計に携わる。

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消費者目線で、リアルを伝える。

ブランドは、時として「想い」が強すぎて、
消費者を置き去りしてしまうことがある。

それは、ブランドに力がある。歴史がある。
そういったブランドこそ、
どうしても今までと同じ目線で、
コミュニケーションを行おうとしてしまう。

消費者の目線は、常に進化し、そして、時間と共に変化している。

そのポイントを見極める。

このポールスチュアートは、まさに本物と言える。
「歴史」と「こだわり」を持ち続けたことでここまできたブランド。

だからこそ、現代の消費者の目線に立ってもらうことに拘った。

撮影はNY に現存する本店。
そこにシンプルに訪れることで、今までの自分の中には
存在していなかった「本当の大人の自分」に出会える。

この素晴らしいブランドに気付いてもらう為には、
まさに、その瞬間を切り取れば良い。

主演にはあらゆるブランドを知っているであろう
有名ミュージシャンに、ブランドとの出会いと感動を
時間軸で演じてもらうことをクリエイティブの軸とした。

それが表現できるのも、
老舗たる所以、こだわり続けてきたブランドだから成立する。

MACKINTOSH LONDON

ボンディングという革新的な方法とスタイリッシュなシルエットで
世界中で愛されるMACKINTOSH。
その新しいラインナップであるMACKINTOSH LONDON の認知向上と
ブランディングコミュニケーションに携わる。

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「目立つ」は、クライアントを騙してはいないか?

ファッション感度が高い人は,知っている「MACKITOSH。」
もちろん、「Mac(apple)」ではない。

その響きからも日本人は勘違いしやすく、認知が非常に難しい。

昨今、「目立つ!」ということを戦略の真ん中に置き
戦略を立てるクリエイターが存在するが、
それが、正解なブランドとそうではないブランド。
そこをしっかりと見極めることが大事。

その見極めをしていないのにも関わらず、
無理矢理に、ただ目立つことを推奨、提案することは、
半分クライアントを騙すことに近しい。

膨大なTVCM など媒体にお金をかけられない時こそ、
そのブランドの本質価値を、どう印象付けるか?
それが大切になってくる。

「MACKITOSH」にとってそれは何か?
それを丁寧に見極める。

それは、雨が多いロンドンだからこそ、
人々の為にレインウエアを生み出した歴史のあるブランド。

当たり前の企画に感じるかもしれないが、
このブランドが、「創立者の想い」から生まれたことをストレートに伝える。
それが必要なタイミングがある。それがブランドの本質を
認知させるタイミング。

クリエイティブに使用する商品も、ブランドを背負える商品
レインウエアから進化した、代表作である、「ボンディングコート」だけを
見せる事で、人の目と脳に記憶させることができる。