WORKS / National Client

SUNTORY

テキーラに、相性の良いグレープフルーツ、ライム、塩を加えたサウザクーラー。
テキーラというお酒は、気分を上げてくれる。
その楽しさと爽快さを伝えるコミュニケーション設計に携わる。

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素材が良くても、調理を間違えると食べてもらえない。

テキーラは、強いお酒。
それは誰しもが理解していることだが、
やはり、元気が出る、スイッチが入る。
それこそスターターのようなお酒。
それを言葉巧みに、なんとなくコミュニケーションするよりも
日本におけるテキーラの存在意義を生かす。
ただし、パーティの時だけに飲むお酒ではなく、
自分のスイッチを入れるために軽い気持ちで飲める。
このサウザクーラーは、そのためにアルコール度数も低めで
とても飲みやすくなっている。
アートディレクションとして難しかったのは、全体のバランス感。
・ただのパーティ感でもダメ
・タレントが目立つだけでもダメ
・新商品なので、ボトルイメージも残したい。
このコミュニケーションは、
コピー、作るタイプフェイス、トーン、タレント。
その全てをどう調理して、伝えたいこと、想いを込められるのか?
それが一番のクリエイティブの力量が必要だったところ。
そして、具体的には記せないが、
タレントに、この「想い」を話し、協議しすることで、
自らビジュアルの1素材としてどうするべきか考え、了承してくれたことが
非常に大きい。
最終的には、「想い」が融合され、完璧なバランスで調理でき、
食べてもらえるコミュニケーションとなった。