WORKS / Package Design

パッケージデザインは、
嘘をついてはいけない。

初対面の人と出会った時を考えて欲しい。

初めは見た目の印象はよくなかったが、
話してみたら好印象に変わった。

人間同士の場合は、このような出来事は多々あるとは思う。
しかし、会話ができないパッケージデザインに関して、
それではダメなのである。

まず、

顔つき（見た目）が、消費者が求めている商品として近いのか？

消費者が思い描いていた、内容と相違ないのか？

むしろギャップがあってはならない。
この２点が、掛け算となることが必須である。

0.05秒での顔つきと
手にとって内容理解をする2秒

この２つの瞬間で、心を掴めないと
パッケージデザインとして機能しない。

それの見極めには、
生産者との協議と、ブレ＆ズレをいかに無くしてデザインするか。

その「想い」を、「顔つき」と「手触り＆内容」にどれだけ込めることができるのか？

そこまで考え抜いて初めて
機能するパッケージデザインが生まれる。

だからこそ、
パッケージデザインは、嘘をついてはいけないのである。