デザインとは、
どうしたら「想い」を伝えられるのか？
それを設計し、カタチにすること。

デザインは、外見をきれいにするだけだと、
誤解されがちですが、決してそうではないのです。
ブランド、企業、商品、サービス、
全ては、人の「想い」から生まれたもの。
その「想い」を受けとめ、世の中にどのように伝えるのか？
そこを丁寧に皆さんと向き合い、協議し、20年後の未来をつくる。
&Dは、論理だけではない本当に伝わるクリエイティブ＆明確なビジョン、
コミュニケーションをデザインします。

とにかく熱い想いを
持った人と、仕事がしたい。

＊注意事項
熱苦しい文章を読むことに「耐えられるかも」と思った方は読み進めて下さい。


以前、クライアントの社長から社員揃い踏みの大競合プレゼンをした時の話です。
とても良いプレゼンテーションができたのですが、結果は負け。
普段の仕事であればそれで終了ですが、
クライアントから「小栗さんに会いたい」と打診があったのです。
「負けたのに、今更なんだろう？」が正直な感想。
ただ、担当者三名が出迎えてくれた後に発せられた言葉は、
なんと「感謝」でした。
若い頃の僕であれば、負けたのだからそんなことを伝えられても・・・
と思っていたかもしれません。

「大袈裟ではなく感動して涙を流していた社員がいた。」
「『俺はこのコミュニケーションに挑戦するべきだと思う！』と頑として譲らない
現場の責任者がいた。」

そんな、プレゼン後の社内での議論を切々と感謝と共に伝えてくれたのです。

では、何故負けたのか？

その方々曰く、「勇気がなかったのだと思う。」その一言に尽きると。
その帰り道、とても複雑な気持ちになりました。
負けた悔しさなど、とっくになくなり、違う悔しさが溢れ出てきました。
そんな熱い想いを持った人たちがいて、共感してくれていたのに、
その勇気をもっと後押しする提案になっていなかった。
もっと、その勇気を奮い立たせることが出来るような、
明確な内容、未来展望を深く提案できていれば、実現したのではないかと。

この仕事は、クライアントと想いが共鳴し合い、本気でお互いが取り組む。
それが出来て初めて、
本当に世の中に伝わる、感動するコミュニケーションが
生み出せるのだとだと思います。

自分はアートディレクターとして二十年間近く、
感覚を磨き、理論的な部分を学び、
言葉の大切さを学び、
あらゆるコミュケーションを経験してきました。

その学びが今、まさに複合的に噛み合い、
最近は、クライアントの見たい未来のビジョンが、
解像度高く見えるようになってきました。

&Dは、理論や理屈、数値的換算だけで正当性を発するクリエイターとは違います。
だからこそ、20年後の未来をクライアントと作ることができる。
そう思っています。

熱い想いを持ったクライアントに出会えること、
これは物凄い価値であり、僕自身の成長にもなる。

そのような、
未来に熱い想いを持った人と夢を語り合いながら
一緒に新しいことに挑戦してみたい。作ってみたい。

というのが、素直な気持ちかもしれません。
だからこそ全力で現実と向き合い、
本当の意味で、人を感動させ、動かす。
そんなクリエイティブコミュニケーションの想像を目指しています。

　代表　小栗 卓巳